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アンティーク家具と長く付き合う

レストレーションとは、直訳すると「修理」を意味する英語です。
古い自動車や家電品を新品同様な状態に戻すことを、レストアなどと呼ぶことがありますが、それと同様の意味と考えてもらってもよいかもしれません。

まず、 アンティーク家具の状態として、その善し悪しを決めるのは、普段からキッチリとしたメンテナンスを行っているか、または適切な修理が行われてきたか、そして、さらにいうと、復元の度合などの要因です。これらの要因によって、アンティーク家具の状態というのは全く変わってしまうのです。

もちろん、大きな修理歴の無い、全くオリジナルの状態のアンティーク家具であれば、これは理想中の理想なのですが、実際はそうした品を見つけることは困難で、そうした状態を維持し続けることすら困難といえるでしょう。

正直いうと、アンティーク品だけでなく、激安のソファや箪笥やスタイリッシュなアジアン家具など、どの家具でも、使っていれば使うだけ、必ず傷つきますし、ガタなどがきてしまうと、そうしたダメージを修理せず、そのままにしておいた場合は、必ず最後には大きなダメージとなり、修理も困難なほどの壊れ方をするものです。

こうしたことを踏まえた上で、家具のレストレーションは行われるわけですが、レストレーションを行うには、欧米の家具に用いられる古い製造技術を知らないまま、アンティーク家具の修理は行えないと思います。

そこで、アンティーク家具を修理していくには、どのようなことが必要なのか、考えて見ましょう。
まず、考えられる大切な要点をいくつか挙げてみましょう。

  • 構造の破損について
  • パティーナ(表面の色合い)
  • 磨滅

それでは、一つずつ紐解いていきましょう。

磨滅
「磨滅」という点についての説明ですが、まず、アンティーク家具となるまでとなると、 そのアンティーク家具の中で、動くような場所、例えると、引き出しであったり、開閉式のテーブル天板が接触する部分など、これまでには必ず一度であったり、二度くらいは必ず修理されている部分のはず。

それ以外の部分となると、アンティーク家具の角などは、触りつづけると角がとれて丸くなってきますし、表面などの部分が傷ついてくることは、避けられないことではあります。

ですが、例えば引き出しの奥の磨滅しているような部分の修理などは、そのアンティーク家具が立派に使用できるようにするためのものなので、価値を損なうようなものではありません。

パティーナ(表面の色合い)
このパティーナという部分は、価値の高い「アンティーク」の条件としてはとても重要となる部分です。
パティーナとは長い年月使われていくことにより、その流れた年月の中でしか得られない、家具の表面に現れる色合いのことです。
表面には天然ワックスが付着し、ゴミなどは木目についていたり、傷などといったものも表面に付いています。

また、 紫外線や空気中の酸素が原因の酸化による反応などで、木材自体の色が変化してきます。
そうした時間を経て起こっている変化のおかげで独特の落ち着いた外見を保ち続けられるのです。
ですが、こうしたものも全て 取り除いてしまった場合は、アンティークとしての価値は半減してしまいます。


構造の破損について
「構造の破損」という部分は、レストレーション作業における部分では、最も時間がかかり、また費用もかさんでくるものです。アンティーク家具の折れた部分・割れてしまった・または割れてきた脚の部分、スキ間が出てきたほぞ組みや、緩くなってしまった接合部、など、こうした部分は、もしもそのまま放っておいてしまうと、最後にはそのアンティーク家具は、家具としてのカタチすら保てなくなってしまいます。

いくら良いデザインであったとしても、また、材質が良いものだったとしても、家具として、機能的に使えないようなものでは、その価値はかなり下がってしまいます。家具や寝具のお手入れはしっかりと行い、こうした部分があったと 気がついたときは、速やかに対処しておくことがよいと思います。

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Last update:2018/11/29

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